第10回 和様の書展/第3回 クセ字コンテスト 結果

公募展 展示概要

公募展詳細

東京都美術館 初進出で、和様の書展が第10回目を迎えました。
第3回 クセ字コンテスト(第1回 2018年)は、デジタル化が進む中、実用だったペン字も書と同じ”趣味”の領域になったため、手書き文字全般を網羅できる公募展化するため同時開催しました。
①クセ字コンテスト 達筆禁止?なクセ字(ペン字) 約160点 詳細
②#こども手書きコレクション 企画に投稿された0~8回のこどもの手書き文字の約830点 詳細
③和様の書展 筆記体禁止の”読める書”現代文の和様(毛筆、衣類、ラベル等) 約70点 詳細

第10回 和様の書展

和様の書展 Online
過去最大点数の78点の展示となりました。
従来の公募書展ではみられない、動画、VR、AR、グラス、立体と言った多様化が更に進んだ展示となりました。
「書道業界≒大手新聞社」の寡占状態を文化庁が支援する構図が状態化しているため、書道業界全体から見て、私達の取り組みは小さいことです。
しかし、当団体には”手書き文字の公募”という従来より大きなカテゴライズにしたことで、出品した方には、今まで見えなかった世界観、発想の予感をさせる公募展となったと思います。

第3回 クセ字コンテスト

クセ字コンテスト Online

和様の書展はサイズは自由ですが、クセ字コンテストは、定型サイズ四角7cm、丸8cmで作成する必要があります。
”ペン字を飾る/見せる”という取り組みは、このクセ字コンテストが史上初です。
アートはできるだけ制限をなくすべきですが、アート業界、公募展初心者などのライト層にとって自由度が高いと「何をしていいかわからない」となるため、サイズ制限を設けました。
公募段階で「東京都美術館に100%展示は本当?」という問い合わせがたくさんあり、世間の関心の高さを感じました。
また、東京都美術館の職員、関係者の中で話題になっていたらしく、毎日、内部の方の来場がありました。

「和様の書展」審査経過

「クセ字コンテスト」審査経過

TOP