第12回 おもしろい書展

読める書道はおもしろい

書道は「文字の芸術」と言われるものの「読めない」という感想を多いです。
学校で古文や漢文を学ぶけど、あれは現代文に翻訳されたテキストだから、漢文や古文の書道も、同じ現代文のルールで書いてくれないと読めません。だって、日常で読み書きする日本語は「現代文」だけから。

「読める書」をテーマに書展を開催している唯一の団体です。2012年、公民館のような小さな展示施設から始まりましたが、2023年には東京都美術館のメインフロアで開催することができました。そして、1300人以上のお客様にご来場いただき、多くの「おもしろい」という感想をいただきました。

さて、2024年の「読める書」は、どれほど”おもしろく”進化しているのでしょうか?最先端の公募書作品にぜひご期待ください。

一般部門、ART SHODO部門の作品募集

一般部門
基準現代アートのアマチュア向け
読める文字性作品を作成のこと
出品料11,000円(込)
※表具/額装作品は別途、表装代金が必要
※作品の範囲を”「 」”で指定(作品範囲の1mm程度外側)
作品〆切〆2024年7月3日(水)必着(出品料支払い済み)
サイズ
表装費用

①額装 ()内 作品サイズ

インチ 203*254(143*194以下) 7,000円
八切  242*303(162*223以下) 8,200円
太子  288*279(188*279以下) 9,500円
四切  349*424(249*324以下) 12,500円
大衣  394*509( 294*409以下) 15,000円

②軸装 横幅により変化

Aランク(完全機械打ち)
半紙(縦長) 333*242以下 6,000円
半切 1363*348以下 10,000円
聯落 1363*530以下 13,000円
全紙 1363*700以下 17,000円
Bランク(職人機械打ち)
半紙(縦長) 333*242以下 8,000円
半切 1363*348以下 12,000円
聯落 1363*530以下 15,000円
全紙 1363*700以下 19,000円
希望を最大に活かしますが運営一任でお願いします。

③その他 立体、電源が必要なもの等

立体作品 0.25㎥以内(最長辺1m以内)

作品〆切〆2024年7月3日(水)必着(出品料も納付のこと)
※プロ部門の作品〆切に準ずる
審査一般審査企業/専門家個人による公開審査
1審査員1賞&副賞
ART SHODO部門
基準現代アートのプロのアーティストを目指す方向け
読める文字性作品を作成のこと
出品料25,000円(込)
※額装済み搬入
※表装依頼の場合は「一般部門」の価格、〆切に準ずる
サイズ壁掛作品 縦2m 横1.5m以内
立体作品 0.25㎥以内(最長辺1m以内)
申請〆切
作品〆切
〆2024年7月3日(水)(出品料も納付のこと)
〆2024年8月4日(日)午前中必着(搬入日のため)
または展示会場に午前中納品
搬出は最終日15:00~、17:00で完全撤収

※キャプションは自前で作製(A4サイズ以内)
※ポートフォリオ等を持参可能(全体共有のテーブルを用意します)
審査8/10(土)予定
ギャラリーによる審査
大賞 プロデビュー
奨励賞
(該当者なしの場合あり)
共通
注意点☑返送先記載済みの「ヤマト着払い伝票」
☑外箱に作品名、作者名(本名)記載
☑設営、搬出、会期中の会場参加は別途申請(参加申請後に集約、名札支給)
☑テーブル作品はクロスなど自前で用意すること
☑床置き作品は床の養生を行うこと
送付先■一般部門
〒113-0034 東京都文京区湯島2-14-12

わよう書道会「おもしろい書展」作品在中
電話 0037-641-796-06001(フリーダイヤル)
■ART SHODO部門
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
東京都美術館 ロビー階 第2公募展示室
わよう書道会「おもしろい書展」作品在中
問い合わせは、一般部門と同様(東京都美術館への問い合わせはお控えください)
※複数部門の出品者は同梱可能
(箱、封書等で分けて、それぞれにタイトル、氏名記載)
振込先
ゆうちょから 00160-2-791785
他行から 当座 〇一九店 791785
口座名義 ワヨウショト゛ウカイ
画材規定なし(毛筆、絵画、立体、映像、インスタレーションなどすべて可)
※電気が必要なもの 通常+500円(東京都美術館に要申請のため消費電力等の書類必要)
応募方法出品申請
結果発表会期中に公開/会期終了後、Web上で公開
主催
協力
わよう書道会
ART SHODO CONTEMPORARY

※感染症拡大等により政府、都、利用施設の要請での中止の場合、返金ができない可能性があります。
※主催、運営は審査員の変更、中止による応募取り消し等の責任を一切負いません。
審査員の企業・団体など所属先への問合せはご遠慮ください。ご質問などあれば「わよう書道会」ですべて承ります。
※原則100%展示を行います。予想以上に応募が来た場合、展示できない可能性もあります。

展示

名称第12回 おもしろい書展
同時開催 企画展「かんがえる書」、  #クセ字コンテスト5
日程2024年8月6日(火)~12日(月・祝) 9:30~17:30
※最終入場 最終時間の30分前まで
※最終日は15時まで
企画ART SHODO部門 講評会
8/10(土) 12:00(審査 11:00) 田口良成 氏(田口美術)
8/12(月) 12:00(審査 11:00) 田中千秋 氏(ギャラリーセナ)
8/11(日) 13:00 ~14:00 企画展「かんがえる書」特別 座談会 
ギャラリートーク (約15分) 土・日・祝…11:00/15:00 平日…15:00
※企画は予告なく変更の可能性あり
入場料10円(案内ハガキ持参で無料)
会場東京都美術館 ロビー階 第2公募展示室

一般部門 審査員

セーラー万年筆 賞

プロフィット ライト 万年筆

開明墨汁 賞

開明製品詰め合わせ

ハイユニ10B

三菱鉛筆 参加賞

参加賞 ハイユニ10B 1本

鎌倉ハム富岡商会 賞

布巻きハム 1本

仿古堂 賞

沙月 長

藝育会 賞

上野呉服屋 小池屋 浴衣用反物 1反

墨運堂 龍光

墨運堂 賞

墨運堂 龍光 1本

くれ竹万年毛筆 蒔絵物語/含綬鳥 黒

呉竹 賞

くれ竹万年毛筆
蒔絵物語/含綬鳥 黒1本

日光印 四季朱肉(色未定) モリヤマ

日光印 賞

日光印 四季朱肉(色未定)

すばらシュウマイで 賞

日本シュウマイ協会

シュウマイ協会関連グッズ
シュウマイの日関連の作品出品権

JC-MS 賞

準媚中

百貨店orJCB等商品券1万円分 2名

準備中

準媚中

未定

ART SHODO部門 審査員

田口良成(田口美術)

田口良成
(田口美術)

〒500-8364 岐阜県岐阜市本荘中ノ町10丁目43−1

田中千秋

田中千秋
(ギャラリーセナ)

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目15−17-1F

一般部門 審査結果

受賞作品カード

審査員: ㈱鎌倉ハム富岡商会

受賞作品: 動く自然 (Alan Madiata)

感想: 自然を表現した見事な作品になっていると思います。

次点作品1: 今日は2本まで (今村 テキーラ)

感想: 哀愁ただよう感じと趣を兼ね備えている優れた作品と思います。

次点作品2: のりこ

感想: 作品から猫好きさが伝わってきて、ほっこりします。

審査員: ジャパンコンサルタント

受賞作品: 顔フェス (山上由江)

感想: 幸を感じられる作品でした。

次点作品1: 肉福神 (堀川 範人)

感想: 力強くユーモアがあり好きです。

次点作品2: えり

感想: 作品内の書にやさしさが有った。

審査員: セーラー万年筆(株)

受賞作品: まだまだ (ちづる)

感想: 古希をカタカナにし、「ッ!」をつけた勢いと筆跡のカスレが良かったため。

次点作品1: 動く自然 (Alan Madiata)

感想: 書と30のコラボが面白いと感じたため。

次点作品2: のりこ

感想: ネコの表情と書かれている内容にクスッときたため。

審査員: モリヤマ

受賞作品: しあわせのシフォン (澤 陽)

感想: “印刷が一般的になった今だからこそ、筆字をゴムハンコにして押印するアナログ感が、商品の付加価値を高めている。高い実用性を感じます.”

次点作品1: 道半ば…。 (永田 麻美)

感想: “押印がメインの作品となっていて、いろいろな印泥を使って、おもしろい配置だった。干支の12種類完成するのは2025年でしょうかね。”

次点作品2: 加藤陽子

感想: “小さい作品に大きなマット。負けないの声が小さくとも、相手が強くとも、負けない強い意志を、柔らかな文字から感じた。”

審査員: 開明(株)

受賞作品: さく。 (ともこ。)

感想: 文字のレイアウト、和の表装 すべてがつぼです。

次点作品1: ファーストシューズ (青木 晴子)

感想: ファーストシューズの保存にベストです。商品化希望します。

次点作品2: 中村 壽美子

感想: 来年の干支のデザインとして愛らしく素敵です。

審査員: 芸を育むまち同好会

受賞作品: ファーストシューズ (青木 晴子)

感想: ひ孫さんへの愛を感じました。10年、20年後も大事に取っておいてほしい作品です。

次点作品1: 1 (鈴木 淑子)

感想: 潔さが気持ち良いです。グラデーションもキレイ。

次点作品2: ちづる

感想: 古稀でコキッ!最高です。!がポイントですね。

審査員: 呉竹

受賞作品: 重要文化財 No.34 ヒロシマ (ちづる)

感想: 「地方が大事」というメッセージをみごとに作品にしてました。この発想はすごい。

次点作品1: 必要な事 (鈴木 淑子)

感想: “台形の形もあって「だるま」と読んでしまいました。額装と言葉がマッチしていますね。”

次点作品2: 今村 テキーラ

感想: 2点出品されていて、新しいパターンだなと思いました。大人あるあるでした。

審査員: 日本シュウマイ協会

受賞作品: 肉福神 (堀川 範人)

感想: シュウマイの店に贈りたいと思いました。

次点作品1: 今日は2本まで (今村 テキーラ)

感想: シュウマイをモチーフに描いていただきたい。

次点作品2: 澤 陽

感想: シュウマイをモチーフに描いていただきたい。

審査員: 墨運堂 来場者アンケート

受賞作品: 動く自然 (Alan Madiata)

感想: 受賞作品の感想はありません。

次点作品1: PINK NOISE (AKIKO)

感想: 受賞作品の感想はありません。

次点作品2: 野口 裕司

感想: 受賞作品の感想はありません。

審査員: 仿古堂

受賞作品: みなさんおいで (青木 晴子)

感想: 文の構成が良く読みやすい 表装を含め◎。

次点作品1: 負けない (加藤陽子)

感想: 額と作品の大きさが面白い 子持ちが字に現れれば◎。

次点作品2: ozu

感想: もっと車っぽく見えたら◎。

ART SHODO部門 審査結果

受賞作品カード

受賞: 田口美術(田口良成) 奨励賞

作品: もょもと

作者: 竹内 恵美子

作品: 読める?

作者: 野口 裕司

作品: あらた万利介る-利 ver.-

作者: Haru Yamaguchi

作品: 時空の交差点

作者: anco

作品: 相棒

作者: 熊谷雲炎

作品: White Wood Ice

作者: 中島 奏

受賞: ギャラリーセナ(田中千秋) 奨励賞

作品: 該当なし

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