読める書道はおもしろい
書道は「文字の芸術」と言われるものの「読めない」という感想を多いです。
学校で古文や漢文を学ぶけど、あれは現代文に翻訳されたテキストだから、漢文や古文の書道も、同じ現代文のルールで書いてくれないと読めません。だって、日常で読み書きする日本語は「現代文」だけから。
「読める書」をテーマに書展を開催している唯一の団体です。2012年、公民館のような小さな展示施設から始まりましたが、2023年には東京都美術館のメインフロアで開催することができました。そして、1300人以上のお客様にご来場いただき、多くの「おもしろい」という感想をいただきました。
さて、2024年の「読める書」は、どれほど”おもしろく”進化しているのでしょうか?最先端の公募書作品にぜひご期待ください。
一般部門、ART SHODO部門の作品募集
一般部門 | |
基準 | 現代アートのアマチュア向け 読める文字性作品を作成のこと |
出品料 | 11,000円(込) ※表具/額装作品は別途、表装代金が必要 ※作品の範囲を”「 」”で指定(作品範囲の1mm程度外側) |
作品〆切 | 〆2024年7月3日(水)必着(出品料支払い済み) |
サイズ 表装費用 | ①額装 ()内 作品サイズインチ 203*254(143*194以下) 7,000円 Aランク(完全機械打ち) ③その他 立体、電源が必要なもの等立体作品 0.25㎥以内(最長辺1m以内) |
作品〆切 | 〆2024年7月3日(水)必着(出品料も納付のこと) ※プロ部門の作品〆切に準ずる |
審査 | 一般審査企業/専門家個人による公開審査 1審査員1賞&副賞 |
ART SHODO部門 | |
基準 | 現代アートのプロのアーティストを目指す方向け 読める文字性作品を作成のこと |
出品料 | 25,000円(込) ※額装済み搬入 ※表装依頼の場合は「一般部門」の価格、〆切に準ずる |
サイズ | 壁掛作品 縦2m 横1.5m以内 立体作品 0.25㎥以内(最長辺1m以内) |
申請〆切 作品〆切 | 〆2024年7月3日(水)(出品料も納付のこと) 〆2024年8月4日(日)午前中必着(搬入日のため) または展示会場に午前中納品 搬出は最終日15:00~、17:00で完全撤収 ※キャプションは自前で作製(A4サイズ以内) ※ポートフォリオ等を持参可能(全体共有のテーブルを用意します) |
審査 | 8/10(土)予定 ギャラリーによる審査 大賞 プロデビュー 奨励賞 (該当者なしの場合あり) |
共通 | |
注意点 | ☑返送先記載済みの「ヤマト着払い伝票」 ☑外箱に作品名、作者名(本名)記載 ☑設営、搬出、会期中の会場参加は別途申請(参加申請後に集約、名札支給) ☑テーブル作品はクロスなど自前で用意すること ☑床置き作品は床の養生を行うこと |
送付先 | ■一般部門 〒113-0034 東京都文京区湯島2-14-12 わよう書道会「おもしろい書展」作品在中 電話 0037-641-796-06001(フリーダイヤル) ■ART SHODO部門 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36 東京都美術館 ロビー階 第2公募展示室 わよう書道会「おもしろい書展」作品在中 問い合わせは、一般部門と同様(東京都美術館への問い合わせはお控えください) ※複数部門の出品者は同梱可能 (箱、封書等で分けて、それぞれにタイトル、氏名記載) |
振込先 | ゆうちょから 00160-2-791785 他行から 当座 〇一九店 791785 口座名義 ワヨウショト゛ウカイ |
画材 | 規定なし(毛筆、絵画、立体、映像、インスタレーションなどすべて可) ※電気が必要なもの 通常+500円(東京都美術館に要申請のため消費電力等の書類必要) |
応募方法 | 出品申請 |
結果発表 | 会期中に公開/会期終了後、Web上で公開 |
主催 協力 | わよう書道会 ART SHODO CONTEMPORARY |
※感染症拡大等により政府、都、利用施設の要請での中止の場合、返金ができない可能性があります。
※主催、運営は審査員の変更、中止による応募取り消し等の責任を一切負いません。
※審査員の企業・団体など所属先への問合せはご遠慮ください。ご質問などあれば「わよう書道会」ですべて承ります。
※原則100%展示を行います。予想以上に応募が来た場合、展示できない可能性もあります。
展示
名称 | 第12回 おもしろい書展 同時開催 企画展「かんがえる書」、 #クセ字コンテスト5 |
日程 | 2024年8月6日(火)~12日(月・祝) 9:30~17:30 ※最終入場 最終時間の30分前まで ※最終日は15時まで |
企画 | ART SHODO部門 講評会 8/10(土) 12:00(審査 11:00) 田口良成 氏(田口美術) 8/12(月) 12:00(審査 11:00) 田中千秋 氏(ギャラリーセナ) 8/11(日) 13:00 ~14:00 企画展「かんがえる書」特別 座談会 ギャラリートーク (約15分) 土・日・祝…11:00/15:00 平日…15:00 ※企画は予告なく変更の可能性あり |
入場料 | 10円(案内ハガキ持参で無料) |
会場 | 東京都美術館 ロビー階 第2公募展示室 |
一般部門 審査員
セーラー万年筆 賞
プロフィット ライト 万年筆
開明墨汁 賞
開明製品詰め合わせ
三菱鉛筆 参加賞
参加賞 ハイユニ10B 1本
鎌倉ハム富岡商会 賞
布巻きハム 1本
仿古堂 賞
沙月 長
藝育会 賞
上野呉服屋 小池屋 浴衣用反物 1反
墨運堂 賞
墨運堂 龍光 1本
呉竹 賞
くれ竹万年毛筆
蒔絵物語/含綬鳥 黒1本
日光印 賞
日光印 四季朱肉(色未定)
すばらシュウマイで 賞
シュウマイ協会関連グッズ
シュウマイの日関連の作品出品権
JC-MS 賞
百貨店orJCB等商品券1万円分 2名
準備中
未定
ART SHODO部門 審査員
田口良成
(田口美術)
〒500-8364 岐阜県岐阜市本荘中ノ町10丁目43−1
田中千秋
(ギャラリーセナ)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目15−17-1F
一般部門 審査結果
審査員: ㈱鎌倉ハム富岡商会
受賞作品: 動く自然 (Alan Madiata)
感想: 自然を表現した見事な作品になっていると思います。
次点作品1: 今日は2本まで (今村 テキーラ)
感想: 哀愁ただよう感じと趣を兼ね備えている優れた作品と思います。
次点作品2: のりこ
感想: 作品から猫好きさが伝わってきて、ほっこりします。
審査員: ジャパンコンサルタント
受賞作品: 顔フェス (山上由江)
感想: 幸を感じられる作品でした。
次点作品1: 肉福神 (堀川 範人)
感想: 力強くユーモアがあり好きです。
次点作品2: えり
感想: 作品内の書にやさしさが有った。
審査員: セーラー万年筆(株)
受賞作品: まだまだ (ちづる)
感想: 古希をカタカナにし、「ッ!」をつけた勢いと筆跡のカスレが良かったため。
次点作品1: 動く自然 (Alan Madiata)
感想: 書と30のコラボが面白いと感じたため。
次点作品2: のりこ
感想: ネコの表情と書かれている内容にクスッときたため。
審査員: モリヤマ
受賞作品: しあわせのシフォン (澤 陽)
感想: “印刷が一般的になった今だからこそ、筆字をゴムハンコにして押印するアナログ感が、商品の付加価値を高めている。高い実用性を感じます.”
次点作品1: 道半ば…。 (永田 麻美)
感想: “押印がメインの作品となっていて、いろいろな印泥を使って、おもしろい配置だった。干支の12種類完成するのは2025年でしょうかね。”
次点作品2: 加藤陽子
感想: “小さい作品に大きなマット。負けないの声が小さくとも、相手が強くとも、負けない強い意志を、柔らかな文字から感じた。”
審査員: 開明(株)
受賞作品: さく。 (ともこ。)
感想: 文字のレイアウト、和の表装 すべてがつぼです。
次点作品1: ファーストシューズ (青木 晴子)
感想: ファーストシューズの保存にベストです。商品化希望します。
次点作品2: 中村 壽美子
感想: 来年の干支のデザインとして愛らしく素敵です。
審査員: 芸を育むまち同好会
受賞作品: ファーストシューズ (青木 晴子)
感想: ひ孫さんへの愛を感じました。10年、20年後も大事に取っておいてほしい作品です。
次点作品1: 1 (鈴木 淑子)
感想: 潔さが気持ち良いです。グラデーションもキレイ。
次点作品2: ちづる
感想: 古稀でコキッ!最高です。!がポイントですね。
審査員: 呉竹
受賞作品: 重要文化財 No.34 ヒロシマ (ちづる)
感想: 「地方が大事」というメッセージをみごとに作品にしてました。この発想はすごい。
次点作品1: 必要な事 (鈴木 淑子)
感想: “台形の形もあって「だるま」と読んでしまいました。額装と言葉がマッチしていますね。”
次点作品2: 今村 テキーラ
感想: 2点出品されていて、新しいパターンだなと思いました。大人あるあるでした。
審査員: 日本シュウマイ協会
受賞作品: 肉福神 (堀川 範人)
感想: シュウマイの店に贈りたいと思いました。
次点作品1: 今日は2本まで (今村 テキーラ)
感想: シュウマイをモチーフに描いていただきたい。
次点作品2: 澤 陽
感想: シュウマイをモチーフに描いていただきたい。
審査員: 墨運堂 来場者アンケート
受賞作品: 動く自然 (Alan Madiata)
感想: 受賞作品の感想はありません。
次点作品1: PINK NOISE (AKIKO)
感想: 受賞作品の感想はありません。
次点作品2: 野口 裕司
感想: 受賞作品の感想はありません。
審査員: 仿古堂
受賞作品: みなさんおいで (青木 晴子)
感想: 文の構成が良く読みやすい 表装を含め◎。
次点作品1: 負けない (加藤陽子)
感想: 額と作品の大きさが面白い 子持ちが字に現れれば◎。
次点作品2: ozu
感想: もっと車っぽく見えたら◎。
ART SHODO部門 審査結果
受賞: 田口美術(田口良成) 奨励賞
作品: もょもと
作者: 竹内 恵美子
作品: 読める?
作者: 野口 裕司
作品: あらた万利介る-利 ver.-
作者: Haru Yamaguchi
作品: 時空の交差点
作者: anco
作品: 相棒
作者: 熊谷雲炎
作品: White Wood Ice
作者: 中島 奏
受賞: ギャラリーセナ(田中千秋) 奨励賞
作品: 該当なし