
「未来の古筆」を創る
アーティスト(ジャンル不問)を求む 書と市場を繋ぐ、実践的「勉強会」
額装不要
市場価値を知る
見て学ぶ
The Gate Project
世界最高の文字芸術である「書」。
それは本来、建築やデザイン、そして情報技術(IT)として、日常の機能と美を支える存在でした。しかし現在、書は閉ざされた世界で消費され、社会との有機的な接続を失っています。
他の日本文化が時代に合わせてアップデートを遂げる中、書だけが過去の再現に留まり、未来の古典となるべき「現代の和様」の創造を放棄しています。
明治以降、日本の書道史から抜け落ちた「現代文の和様」。
この歴史的な「ミッシングリンク(空白)」を、私たちは直視しなければなりません。

現代の言葉を記す「具体的な需要」を生み出し、この空白を埋めること。
そして、1000年後に残る「未来の古筆」を創ること。
The Gateは、
現代文の和様を創るプロジェクトです。
Vol.1 開催レポート
「機能美」を取り戻す、熱狂の3時間。
都心に雪が降り積もる静寂の中、記念すべき第1回「The Gate」が開催されました。
古陶磁鑑定家・山崎毅氏が持ち込んだのは、数百年前の「備前平水指」と「保命酒徳利」。
かつて書は、主役ではなく、モノを引き立てる「従」の存在でした。だからこそ、そこに「機能美」が宿っていたのです。
美術評論家・黒瀬陽平氏による「近代化と書の断絶」への鋭い指摘、そして芸術新聞社『墨』編集者・原俊介氏を交えた白熱のディスカッション。
「現代の書に、機能美を取り戻すには?」
参加者は本物の古美術を手に取り、その質感と対話しながら、現代における「和様」の可能性を探求しました。
最後は笑顔で杯を交わし、単なる勉強会を超えた「共創のコミュニティ」がここに誕生しました。

今回の課題
コレクターが作品を気に入った場合、依頼・購入が想定されます。
(審査員はプロです。提出作品は額装等のない『まくり』で構いません。)
備前平水指への
「現代風箱書き」
【課題】
この水指(みずさし)を見て、現代の感性で「箱書き(銘)」を書いてください。
かつての茶人は、この水指を「鏡餅」に見立てて銘を授けました。
あなたなら、この造形にどのような言葉(銘)を与え、どのような書で箱に残しますか?
歴史的背景・詳細を見る
箱書の記載:「備前平水指 銘 かがみ餅 客 花押」
箱書の要旨:とある茶会で亭主が使用した備前焼の平水指を讃えて、客が銘付を行った書き付け。
箱書の意図:当時の茶人(客)による書き付けが残っていることで、ただ単に水指を守るだけの役割に留まらず、当時の茶人達が「茶道具を何かに喩えて愉しんでいた」文化を証明する証となっています。
開催概要・申し込み
開催概要
【Vol.2】2026年 4月18日 (土)
15:00 ~ 18:00
当日の流れ・進行
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【事前準備】
申し込みフォームの内容(開催2日前 24:00〆切)を元に、事務局にて資料を作成し、当日参加者・観覧者に配布します。 -
【プレゼンテーション】
順番にプレゼンを実施します(順序は当日調整の場合あり)。
① 自己紹介
② 作品説明(テーマ別)
③ 審査員・オブザーバーとの意見交換
④ 参加者・観覧者からの質疑応答 -
【持ち時間】
1人 最低15分を確保します。
※複数テーマに参加される場合、各テーマごとの時間は短くなりますが、時間配分はアーティスト自身にお任せします。
Vol.1 の受付は終了いたしました
次回(4/18)の申し込み開始につきましては、
詳細が決まり次第、本サイトにてご案内いたします。
FAQ
Q. 作品の販売や商談について
本会はあくまで「勉強会」ですが、社会との接続を重視しています。そのため、優れた作品に対しては、コレクターやギャラリストからその場での購入オファー、あるいは将来的なオーダー(制作依頼)の相談が入る可能性があります。
これを「作品が売れる=活動の継続・拡大に繋がるポジティブな評価」と捉え、露出と飛躍のチャンスとして活かしていただければ幸いです。
Q. どのような人が参加できますか?
書家、陶芸家、デザイナー、学生など、ジャンルを問わず「書」の可能性を探求したい方を歓迎します。
Q. 持ち物や表装について
作品は本格的な表装は不要です。「まくり(書いたままの紙)」の状態でお持ちください。
審査員・主催者

山崎 毅Yamazaki Tsuyoshi
古陶磁鑑定美術館Jpn 代表
古備前をはじめとする古陶磁の鑑定家として、モノの価値の深淵に向き合う日々を送る。現代の「箱書き」における文化の断絶に危機感を抱き、本プロジェクトに参加。「モノ」と「コトバ」の価値を繋ぐ鋭い視点で、未来の才能と対話する。

黒瀬 陽平Kurose Yohei
美術家・美術評論家
現代アートの視点から、既存の価値観にとらわれない批評活動を展開。本プロジェクトでは、美術史および現代アートの文脈から「書」の可能性を拡張し、市場価値を問い直すための客観的な助言を行う。

うどよしUdoyoshi
わよう書道会 代表
現代に「読める書」を追求し、書が社会とどう関わるかという問いに取り組む。日本の書道史に「ミッシングリンク」を生じさせてはならないという信念で、書と市場を再接続させるべく “The Gate” プロジェクトを立ち上げた。
お問い合わせ
プロジェクトに関するご質問、パートナーシップのご相談は
下記までご連絡ください。
わよう書道会 事務局
Email: udoyoshi@gmail.com
TEL: 080-8315-8980 (代表直通)