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芸術新聞社「墨」2号連続掲載

芸術新聞社「墨」掲載 ささやかな提案的抵抗?

第9回 和様の書展、第2回 クセ字コンテストを2020年1月に開催しますが、その告知関連の記事を2号連続で「墨らんだむ」にて掲載いただきました。
詳細 https://wayoh.jp/exhibition(第10回は2020年9月開催予定)
「墨」は唯一、一般書店流通している業界紙です。
雑誌の傾向としては、当然ながら現状、従来の書道関係で埋まっています。
そのため、私達のような日展(読売)や毎日など大手傘下に所属していない独自の野良団体の記事掲載は、地味にすごいことで、しかも、2号連続は感謝しています。
例えるなら、20年前のミュージックステーションにアニメソングの歌手が2週連続 出演するようなもの。
想像に容易いですが、書道業界は、昭和50年代以降、衰退傾向が続き、目の前に厳しい未来が来ています。
今回の連続での紙面掲載は
「スポンサーの関係上、メインでは扱えないけど、新しい取り組みも目を向けませんか?」
という業界紙としての提案的抵抗かもしれません。

「総論賛成各論反対」を続ける書道業界

実は、現在、書道業界で問題とされている「読めない問題」「不正審査」「出品料以外の謝礼金」などは、40年以上指摘されていたことです。
若いときの反対派が、偉くなると容認側(賛成は少ないはず)に回るという構図だと思います。
そこに、少子高齢化が上乗せされて、衰退が加速しているだけです。
みんな問題だと思っているのに、実際にやろうとすると誰もやらない状態で40年以上が過ぎました。
逆に、実際に行動したいと思う人は、今はチャンスです。
「墨」に私達の活動がピックアップされるほど”背に腹は代えられない”状態だから、容認してもらえる隙間が生まれます。

 

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