【日本一ゆるい書道手本”無料”ダウンロード開始】2021年 JA小・中学生書道コンクール向け書道手本

2021年 JA共済小・中学生書道コンクール「日本一ゆるい書道手本」

2017年から継続提供中の和様版「JA共済 小・中学生書道コンクール」手本を、2021年も提供します。
下部の「Downroad」から取得してください。
詳細は「JA共済小・中学生書道コンクール

前回1144ダウンロード!ありがとう

前回、1144回のダウンロードをいただきました。
2017年からのダウンロード数をグラフにしてみたら利用者が増えているんですね。(2020年はJAさんが中止)
ちなみに手本を書いた筆は、当団体「えどよし」中。
太い線の方を出したい低学年の手本は、大が良いと思います。

和様筆 えどよしシリーズ(茶毛)

半紙の部

2021年 半紙の部 小2「みらい」JA書道コンクール 手本
2021年 半紙の部 小4「成長」JA書道コンクール手本 2021年 半紙の部 小6「四季の花」JA書道コンクール 手本
2021年 半紙の部 中1「豊年満作」JA書道コンクール 手本 2021年 半紙の部 中2「地域連携」JA書道コンクール 手本 2021年 半紙の部 中3「初志貫徹」JA書道コンクール 手本

条幅の部

2021年 条幅の部 小1「ひかり」JA書道コンクール 手本 2021年 条幅の部 小2「きずな」JA書道コンクール 手本 2021年 条幅の部 小3「助けあい」JA書道コンクール 手本
2021年 条幅の部 小4「明るい声」JA書道コンクール 手本 2021年 条幅の部 小5「自然の美」JA書道コンクール 手本 2021年 条幅の部 小6「価値の想像」JA書道コンクール 手本
2021年 半紙の部 中1「伝統の継承」JA書道コンクール 手本 2021年 条幅の部 中2「柔軟な発想」JA書道コンクール 手本 2021年 条幅の部 中3「壮厳な自然」JA書道コンクール 手本

”楷書”って「どこの文化?」

JA書道コンクールは書体が「楷書」と指定されています。

ここで「どうして楷書なの?」と疑問を持つ子供も、大人もいないと思います(書家でも、疑問を持たない)。
日本人の多くは「昔から日本人は楷書で文字を書いていた」と思っています。
それは「国風文化以降、日本独自の和様を用いて日本語を書いていた」という知識がないため、現在の状況から「日本人は昔から楷書を書いていた」と思い込んでいるのです。
実は「楷書」(中華式の唐様)は明治政府が採用したことで(日本語を活版印刷するため)、現在のように定着した新しい文化です。
江戸時代は、寺子屋を通じて、日本式の和様”御家流”という書き方が普及していました。
一方で、江戸時代の川柳に「”売家”と唐様で書く三代目」(※)があり、
江戸時代、唐様が非主流とわかります。

放置してたら文化庁までも「楷書は日本文化」

2019年頃から、東京オリンピック関連で、日本文化を推す動きが活発で、「書道」もその中に入っています。
そして、悲しいことに「楷書」が日本文化として紹介されています。
特に、驚いたのは「文化庁」がタレントを使って「楷書」を日本文化として紹介しはじめたことです。

この状況は、官僚や専門委員にバランスの良い採用がなれてないと予想できます。
ちなみに、楷書は英語で「Chinese characters」なので、英語圏の方は「Chinese charactersが日本文化?」となるかもしれません。
文化庁の「楷書は日本文化」と誤解を生む動画を作った「文化庁 参事官(芸術文化担当)付 新文化芸術創造活動推進室」にメールで抗議をしました。
そして、返答をいただきました(ちなみに、官僚への抗議は無視されることが多い)。

多くの方に日本の文化に触れてもらうことを意図した企画として動画を制作いたしました。
「書道」も日本では広く親しまれている文化の一つととらえていることによるものです。

文化庁の日本文化の考え方は、「日本で広く親しまれている楷書=日本文化」ということでした。
(「楷書」は義務教育だから知っているだけで、書展では最も不人気な書体、親しまれてない)
この理屈であれば
「アメリカで広く親しまれているSUSHI=アメリカ文化」
「フランスで広く親しまれているJUDO=フランス文化」
という主張を、日本は許容しなくてはいけません。
私は「中国発祥で広く親しまれている楷書(ユネスコ登録済)=中国文化」という主張が出る前に、文字がデジタル化した今こそ、「楷書縛り」をやめ、東京オリンピックの大会ビジョン「多様性と調和」で、多様性ある日本語の筆記文化が醸成される土壌を作るべきだと考えます。

気づいたら”文化”後進国?

今では世界ブランドとなったアジアのメーカーが、かつて欧米で製品を売る際に、広告に「富士山」「力士」を使ってきた経緯があります。
数十年で、まさか他国の文化を自国の文化のように”優良誤認”させる側になるとは、想像していませんでした。

文化がなければ、作ればいい

今回、「楷書(Chinese characters)は日本文化」という文化庁の主張は危険だと思うので抗議をしました。
指摘した部署名「新文化芸術創造活動推進室」は革新的なことに理解がありそうですが、未だに問題となった「楷書は日本文化」と誤解させる動画は放置なので、それが答えです。
ただ、文化マイノリティでもある私達は、文化庁に「和様の普及」を理解してもらう努力は続けなければなりません。
実は、この問題の解決はカンタンで、現在の「楷書」優遇を止め、平等に扱えばいいのです。
そうすると、書家からも不人気の楷書(人気なら楷書だらけのはず)は誰も使わなくなり、一方、日本発祥の「和様」が生まれると思います。
JA書道コンクールへの和様の手本の提供も、そんな民間でできる行動の1つだと思っています。
皆様のご支援いただきますようよろしくおねがいします。

※初代が苦労して作った家屋敷も3代目となると売りに出すことになる。商いをおろそかにし中国風の書体などを凝って習ったおろかさが『売家』のはり紙にあらわれていることを皮肉った句

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